カテゴリー: 哲学・思想
| 詳報 | 石塚正英/著 マルクスの「フェティシズム・ノート」を読む ─偉大なる、聖なる人間の発見
晩年のマルクスが構想した人類史の再構築を読み解くために──
カール・マルクスは晩年、モーガン『古代社会』やラボック『文明の起源』など古代史・人類学研究書の読書を通じて、人類史を総合的に再構築する道に分け入る。人類の社会構造と精神構造に関して、氏族組織、フェティシズムなどをキーワードにして探求する。本書の第I部において、マルクスによるド= ブロス『フェティシュ諸神の崇拝』摘要を検証する。 第II部において、老マルクスによるフェティシズム概念のド=ブロス的再建過程を読む。
| 詳報 | 大村泉/編著 唯物史観と新MEGA版『ドイツ・イデオロギー』
唯物史観の成立解明に新段階を画する『ドイツ・イデオロギー』研究の集大成。待望の新MEGA I/5刊行にあわせ、ドイツ、中国、日本の研究者がマルクスの唯物史観の原像に迫る。
| 詳細 | マルクス「資本論」の哲学 ─物象化論と疎外論の問題構制─ 長島 功/著
| 詳細 | マルクス剰余価値論形成史 森田成也/著
| 詳報 | 井上康、崎山政毅/著 マルクスと商品語 社会評論社刊
原文テキストの緻密な読みから、
『資本論』の難問を解く重厚な考察。
本年一番の大著が出来上がりました! 井上康、崎山政毅/著『マルクスと商品語』を刊行です。以下、目次詳細を掲載します。
「廣松哲学と対話することの意味」──渋谷要著『廣松哲学ノート』
「共同主観性」という概念を糸口として、廣松渉の哲学の諸論から学び、廣松いうところの人間生態系、地球生態系の保護・防衛のために、それと関説して、現代の「世界戦争」状況にかかわる思想的諸問題を考える。──渋谷要氏の新著『廣松哲学ノート 「共同主観性」の哲学と人間生態系の思想』(装丁 後藤トシノブ)を刊行しました。序章の抜粋と、目次詳細を公開します。
青木孝平/著『「他者」の倫理学』書評つづけて掲載!!
先月9月刊行の青木孝平著『「他者」の倫理学』の書評がこの間、『週刊ダイヤモンド』2016年9月24日号、『創』2016年11月号、『毎日新聞』10月16日付に続けて掲載されています。
いずれも佐藤優氏(作家、元外務相主任分析官)の寄稿です。「最近、筆者が長い間、考えていたこととほぼ同じ問題を扱った衝撃的な書物に出会った」(『創』2016年11月号、佐藤優連載「ナショナリズムという病理」第102回より)とお書きいただきました。ありがとうございます。
今回は本書の冒頭「まえがき」(全文)を公開し、本書の魅力をご紹介いたします! “青木孝平/著『「他者」の倫理学』書評つづけて掲載!!” の続きを読む
倫理なき時代における倫理への渇望の書、ついに登場!─青木孝平『「他者」の倫理学 ─レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む─』
今月の新刊、青木孝平著『「他者」の倫理学 レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む』(四六判上製/360頁/定価:本体2,600円+税/ISBN978-4-7845-1838-8/装幀:後藤トシノブ)は小社期待の作品です。書店様、図書館様からのお取り扱いお待ちしております。以下、宣伝文、目次(PDFファイル)を公開します。 “倫理なき時代における倫理への渇望の書、ついに登場!─青木孝平『「他者」の倫理学 ─レヴィナス、親鸞、そして宇野弘蔵を読む─』” の続きを読む