|刊行情報| 在日二世、高炳佑の生き方 心豊かなグローバル社会を求めて  高炳佑著

アボジ・オモニたちが懸命に残したものを
守り続ける男の物語

在日韓国人二世として生まれ、親世代の辛苦を追いかけ生きることに必死だった高炳佑の半生。同じ境遇の者に通じるすべてのことが、生き方を決め行動へと駆り立てる。日韓関係の改善が期待されるなか、混乱する在日韓国人組織の正常化と多様性を認め合う日本社会の実現を願って語られる半生。

 目 次
第1話 在日韓国人二世に生まれて
第2話 アボジとオモニ
第3話 総連の帰国事業と民団の墓参事業
第4話 サッカーとの出会いと交流
第5話 仕事と結婚、女房、子ども
第6話 闘病
第7話 己の生き方
第8話 韓日関係と大韓民国民団
最終話 民団正常化を願って ──事実経過と高炳佑の思い
*第55 回定期中央大会以後の事実経過
*解説と時代背景

高 炳佑(コ・ビョンウ)
1946年9月22日、東京都荒川区生まれの在日韓国人二世。7人兄弟姉妹の長男。荒川第一朝鮮小中級学校を経て北区十条の朝鮮高級学校に進学。高校卒業後はアボジのスクラップ業を引き継いだ。倒産して職を転々、安定して結婚、3 人の娘の父となった。1998年4月成田市サッカー協会に入会、協会事務局渉外企画副委員長として韓日のみならずアルゼンチン、ペルーなど南米人との友好に尽力。2003年1 月民団成田支部に入団。2019年3月、韓国民団千葉県本部団長に就き現在に至る。


2023年4月28日刊(予約注文)
在日二世、高炳佑の生き方 心豊かなグローバル社会を求めて
高炳佑著 裵哲恩/編集協力
定価=本体1000円+税 ISBN978-4-7845-1214-0 46判並製144頁

 

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