| 刊行情報 | 兵隊になった若き学者が描いた絵てがみは、反戦感情のレリーフだった。●檜垣御楯/著 俺は逆を行く 或る学徒召集兵の戦さ(第一篇 檜垣元吉・兵舎便り) 社会評論社 2019年7月下旬刊

俺は逆を行く 或る学徒召集兵の戦さ
(第一篇 檜垣元吉・兵舎便り)


檜垣御楯/著

定価=本体2200円+税 ISBN978-4-7845-1572-1 A5判並製208頁

著者/檜垣御楯(ひがきみたて)1942年(昭和17年)福岡市生まれ。檜垣元吉の四男。東京外国語大学 英米語学科卒業。会社勤務の後久留米大学附設中学・高等学校英語科教諭として勤務。定年後、福岡大学附属中学高等学校、久留米信愛女学院中学高等学校に勤務した後作家として独立。今日に至る。

兵隊になった若き学者が描いた絵てがみは、反戦感情のレリーフだった。

〈本書概要〉九州大学教養学部で長く研究の道を歩んだ檜垣元吉(1906~1988年)が、旧帝国陸軍兵士としての軍務下で子どもたちに宛てた絵てがみが遺されている。一日の訓練が終わり兵舎内で戦友たちと車座になり、彼らと故郷の風俗や自然などを語り合う時、一見楽しげに綴る底に、学者の本分と、心に秘めた反戦の思いが伝わる。貴重な時代の証言となった通信160枚オールカラーで公開。

〈戦後74年、戦争記録、昭和の風俗、絵てがみ〉

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投稿者: 社会評論社 サイト

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