2019年12月1日に行われた石塚正英氏の講演「歴史知の知平あるいは【転倒の社会哲学】」を軸に編集された研究生活50年記念誌『感性文化のフィールドワーク』が限定版として発行された。
目次
はしがき
石塚正英先生・研究生活50年を記念して―― 尾﨑 綱賀
第1部 講演
歴史知の知平あるいは【転倒の社会哲学】――石塚 正英
記念講演に寄せられた感想―― 瀧津 伸
―― 山本 希一
第2部 エッセイ
石塚正英氏と私、大学院修士時代の彼を語る―― 尾﨑 綱賀
石塚さんのこと―― 白川部 達夫
私と石塚正英先生―― 石黒 盛久
石塚先生の思い出―― 宮崎 智絵
石塚先生の思いで―― 梅澤 礼
師としての石塚正英先生―― 中島浩貴
石塚正英さんとの絆と学恩―― やすい ゆたか
石塚さんの本―― 入江 公康
大学20年生―― 増山 岳志
石塚正英先生―― 小沼 史彦
石塚さんの歌と石塚先生の講義―― 古賀 治幸
私的「歴史学事始」―― 瀧津 伸
秩父、上越、ときどき「インターナショナル」―― 茂木 謙之介
「夕鶴」を書いたころ―― 杉山 精一
マルタとチュニジア、そしてアイスランド―― 柳澤 隆規
アドと私と恩師のゼミ生活―― 南波 美咲
石塚研究室での卒業研究「ギャンブルの社会問題」―― 下田 充希
「絵本」を題材に卒業研究―― 吉原 真生
卒業パーティで石塚教授に花束贈呈―― 上原 駿
第3部 コラム
チェスコフスキーの「歴史知」とマルクスの「歴史的生活過程」―― 田畑 稔
石塚正英さんの「文化的感性」―― 河上 睦子
石塚さんと私をつなぐフォイエルバッハ―― 川本 隆
「裏日本」、パトリオフィル、クレオリゼーション―― 唐澤 太輔
地域文化誌叙述のためのモデル論―― 真野 俊和
刺激という相互作用を求めて―― 山田 彩加
独立不羈の人―― 滝口 清栄
石塚先生と自分の研究―― 楠 秀樹
アミルカル・カブラルを石塚正英氏から学ぶ―― 市之瀬 敦
バクーニン思想におけるヘーゲル左派とヴァイトリング―― 千坂 恭二
ヘーゲル左派と後期近代―― 田村 伊知朗
社会運動史、社会思想史、歴史知―― 岡本 充弘
マルクスに対する石塚フェティシズム論の独自性―― 田上 孝一
フェティシズム研究の異端性を意識せよ―― 黒木 朋興
石塚フェティシズム史学のミッシング・リンクを求めて―― 杉本 隆司
笙野頼子小説における私的信仰と石塚正英先生の研究―― 西原 志保
宗教とゲーム―― 蔵原 大
『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』を読む―― 西貝 怜
それでも今日、「朝日が昇る」―― 米田 祐介
(増補)石塚正英先生の研究生活に寄せて―― 川島 祐一
第4部 付録
石塚正英先生 研究・教育履歴
石塚正英先生 著作目録
第1部の講演は、『歴史知の百学連環』第14章に収録されています。